マラソンを科学する

マラソンの本質

マラソンは42.195kmをいかに速く走るかという競技で、ルール自体はいたってシンプルです。

それでは、「速く走る」ということは根本的にはどういうことでしょうか?

理屈っぽい言い方をすれば、「速い」とは単位時間内により長い距離を走ることを意味します。

当り前のようですが、このことを突き詰めていくと、速く走るためには次の3つの能力が必要なことが分かります。

  • 一歩一歩の歩幅を大きくする
  • 一歩一歩を繰り出す回数を増やす
  • 1と2を長時間にわたって継続できるスタミナをつける

3つの能力

一歩一歩の歩幅を大きくする

ストライド

一歩一歩の歩幅、つまり片方の足が着地してから、反対の足が着地するまでの距離のことをストライドと呼びます。

同じピッチであれば、ストライドが大きくなればなるほど走る速度は速くなります。

↑このページの先頭へ

一歩一歩を繰り出す回数を増やす

ピッチ

一定期間内に一歩一歩を繰り出す回数のことをピッチと呼びます。

同じストライドであれば、ピッチが速くなればなるほど走る速度は速くなります。

↑このページの先頭へ

1と2を長時間にわたって継続できるスタミナをつける

スタミナ

長時間運動を継続するためには、それに適した筋肉をつける必要があります。また、その継続を支えるだけの心肺機能やタフな精神力、そして体温を調節する力も必要となってきます。

効果的なトレーニングは?

大切なことは、そのトレーニングがどの能力を強化するために行っていて、何に対して有効なのか?ということを意識しながら行うことです。

漠然とトレーニングをしていてはモチベーションも続かないし効率が悪いです。

詳細については、各能力を強化するトレーニングのページをご覧ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です