スタイルとは?
Wordでいうスタイルは、HTML文書におけるCSSのようなものと考えてください。
HTML文書の場合、classまたはidによってスタイルと紐付きますが、Wordの場合はそれぞれの段落もしくは文字がスタイルと紐付きます。
スタイルの種類
Wordではスタイルを次の5種類に分類しています。
- 文字スタイル
- 段落スタイル
- リンクスタイル
- リストスタイル
- 表スタイル
リンクスタイルについて
5種類あるスタイルの種類の中でも特に分かりにくいのが「リンクスタイル」です。
リンクスタイルとは、状況に応じて文字スタイルもしくは段落スタイルとして機能するスタイルを指します。
状況に応じて適用範囲が自動的に変わるのは便利なようで混乱を招きやすいので、リンクスタイルは段落のみに適用し文字には適用しないことをお勧めします。
リンクスタイルを段落スタイルとしてのみ機能させたい場合は、「リンクされたスタイルを使用不可にする」にチェックを入れます。
スタイルウィンドウ
スタイルウィンドウには、文字スタイル、段落スタイル、リンクスタイルが表示されます。
アイコンによって、スタイルの種類(文字・段落・リンク)の区別がつくようになっています。
スタイルの種類にはこの他にも、表に適用される「表スタイル」、箇条書きに適用される「リストスタイル」がありますが、スタイルウィンドウには表示されません。
スタイルの操作
スタイルは新規に作成することもできますし、既存のスタイルを編集して使うこともできます。
スタイルに関する操作には以下のようなものがあります。
- スタイルの適用
- スタイルの作成
- スタイルの変更
- スタイルの削除