アウトラインモードとは?
文書の構成をツリー状に表示しながら編集できる表示モードです。
見出しウィンドウと編集ウィンドウに左右に2分割されて表示されます。
画面の切り替え
左右の画面の切り替えは、[Alt] + [Tab] もしくは、[Ctrl] + [Tab] もしくは、[編集]メニューの[切替]を使います。
また、左画面で[Enter]を押すと、右側の編集画面の該当ノードに対応する位置にカーソルが移動します。
左画面で出来ること・出来ないこと
出来ないこと
- テキスト編集(右画面で作成したノード(見出し)が表示されるだけです。ただし、コピー・切り取り・貼り付けは可能です。)
- グリッド、行番号、行間、文字サイズ、縦横切替、の変更
出来ること
- ノード階層の変更
- ノード位置の変更
- ノードの切り取り、ノードのコピー、ノードの貼り付け
- ノードの展開、ノードの折りたたみ
フォントの変更はできますが、右側の編集画面も連動して変更されます。
ノードの展開
アウトラインモードの左画面で[→]キーを押すと、そのノードの下位の折りたたまれたノードが展開されて表示されます。
この時、さらに下位のノードが展開されるかどうかは、折りたたまれた時の状態に依ります。
[編集]メニューの[すべて展開]でもノードを展開できます。
ただし、この方法でノードを展開した場合は、下位のノードがすべて展開された状態となる点で、[→]キーを使う先の方法とは挙動が異なっています。
ノードの折りたたみ
アウトラインモードの左画面で[←]キーを押すと、そのノードの下位のノードが折りたたまれて非表示になります。
この時、さらに下位のノードも併せて非表示なります。次にノードを展開するときは、この時の展開状態が保持されます。
[編集]メニューの[すべて折りたたみ]でもノードを折りたたみできます。
ただし、この方法でノードを折りたたんだ場合は、下位のノードがすべて折りたたまれた状態となる点で、[←]キーを使う先の方法とは挙動が異なっています。
ノードの移動
[↑][↓]キーでノードの移動が可能です。この時、ノードの下位のノードも併せて移動します。
ノードの階層変更
[Ctrl] + [→]で階層を一つ下げます。[Ctrl] + [←]で階層を1つ上げます。
ノードの最大階層と最大表示可能文字数
ノードの階層は10階層です。
各階層で表示可能な文字数は下記のとおりです。 最大文字数を超えると末尾に「…」と表示されてしまい、「…」の分でさらに表示数が削られてしまいます。
階層 | 最大文字数(倍角換算) |
---|---|
1(最上位) | 11 |
2 | 10 |
3 | 9 |
4 | 8 |
5 | 7 |
6 | 6 |
7 | 5 |
8 | 4 |
9 | 3 |
10(最下位) | 2 |
アウトラインモードの見出しウィンドウで使用可能なショートカットキー一覧
ショートカットキー | 機能 |
---|---|
[→] | 下位の階層を展開(メニューの「すべて展開」とは異なり、折りたたんだ時の状態を保持したまま展開されます。) |
[←] | 下位の階層を折りたたむ(メニューの「すべて折りたたみ」とは異なり、現在の状態を保持したまま折りたたまれます。) |
[Ctrl] + [→] | 階層を下げる |
[Ctrl] + [←] | 階層を上げる |
[Ctrl] + [↑] | ノードを上へ移動する |
[Ctrl] + [↓] | ノードを下へ移動する |
[Ctrl] + [X] | ノード配下を切り取り |
[Ctrl] + [C] | ノード配下をコピー |
[Ctrl] + [V] | ノード配下を貼り付け |
[Enter] | ノードに対応するテキスト位置へカーソル移動(編集画面がアクティブになります) |