ここでは、スクリプト等に頼らず、自力で文字に枠を付けてみます。
まず、枠を付けるとはどういうことなのか?考え方をまとめてみます。
枠とはつまり、元の文字より一回り大きな文字を元の文字の背後に配置することに他なりません。
一回り大きな文字を作る方法ですが、単純にフォントを大きくしても恐らく上手くいかないでしょう。
例え上手くいっても、大層な手間がかかってしまいます。
最もシンプルな考え方はこうです。
- 元の文字を選択する
- 選択範囲を拡大する
- レイヤーを新しく作成する
- 新しいレイヤーの選択範囲を枠の色で塗りつぶす
- 元のテキストレイヤーの背後に新しいレイヤーを移動する
では、具体的な手順を確認しましょう。
- まず、文字を書きます。文字レイヤーが自動で作成されます。
- 文字レイヤーを右クリックして[不透明部分を選択範囲に]をクリックします。
- メニューの[選択]-[選択範囲の拡大]をクリックします。
- レイヤーを追加します。(自動で追加したレイヤーがアクティブになります)
- [塗りつぶし]ツールで選択範囲を枠の色で塗りつぶします。
- 塗りつぶしたレイヤーをテキストレイヤーの下になるように移動します。