オートコレクトとオートフォーマットは似ていて非なる機能です。
違いが明確ではないのですが、おおよそ以下のようになっています。
オートコレクト
スペルミスや入力形式の不統一、略号への変換等、書式の変子を伴わない自動修正・自動補完を行います。
オートフォーマット
書式を伴う自動修正を行います。
※本来は書式の変更を伴う自動修正のはずですが、オートコレクトの範疇のものもここに含まれています。
入力オートフォーマットとオートフォーマットの違い
「入力オートフォーマット」が入力中にリアルタイムに修正されるのに対して、「オートフォーマット」のほうは、「オートフォーマットを今すぐ実行」を実行しない限り反映されません。
Word2010では上記コマンドがリボン上にありません。
実行するためには、ショートカットキー「Ctrl+Alt+K」を使うか、クイックアクセスツールバーに「オートフォーマットを今すぐ実行」を追加します。
不適切な表記
オートコレクトとオートフォーマットが分かりにくい理由は、不適切な表記であることも1つの要因だと思います。
現行では以下のように表記されていますが、
- オートコレクト
- 入力オートフォーマット
- オートフォーマット
以下のように表記するか、
- 入力オートコレクト
- 入力オートフォーマット
- 一括オートフォーマット
あるいは、以下のように表記すれば、もう少し分かりやすいと感じます。
- オートコレクト
- オートフォーマット
- 一括オートフォーマット