統計学とは?
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統計学は大きく、記述統計と推測統計に分けられます。 一般的な統計とは記述統計のことを指し、これに確率論を加えたものが推測統計となります。
記述統計
記述統計とは、収集したデータの要約統計量(平均や分散などのこと)を計算して分布を明らかにする事により、データの示す傾向や性質を知ることです。古典的な統計ですが、推測統計を行うための基礎となるのでしっかりと理解する必要があります。
推測統計
データからその元となっている諸性質を確率論的に推測することです。 推測統計を使うことで、部分から全体を推測したり、現時点から未来を推測することができます。 本サイトでは、推測統計の基礎(母平均の推定、母分散の推定)を習得することを最終目標としています。
表記について
四則演算の優先順位上は括弧が不要な場合でも、表記上わかりやすい場合には括弧をつけている場合があります。
例えば、
乗算・除算は加算・減算に優先するため、1/x + 2 と書いても不都合は生じませんが、分かりやすく、
(1/x) + 2 と表記する場合があります。
掛け算は * または × を使用しています。
割り算は / または ÷ を使用しています。
数理的に導かれる
初歩的な数学の知識で導かれることがらに関してはページ中に具体的にその方法を記述していますが、高度な数学の知識が必要となることがらに関しては、単に「数理的に導かれる」としています。
ただ、このように機械的に説明されることにアレルギーを示す人も多いと思いますので、できるだけイメージを伝えるようにしています。
統計学は、経済学、経営学、心理学などの学問は言うに及ばず、医療、教育、などの現場においても広く活用されています。
一見、規則性のない混沌(chaos)としたものの中に秩序 (order)を見出すともいえます。
統計学は簡単ではないですが、人それぞれイメージしやすい方法で覚えるのが一番です。
そのため、できるだけいろいろな切り口で説明するように心がけています。Aという説明はしっくりくるけど、Bはどうもしっくりこないということもあるかもしれませんが、他の人にとってはBのほうがしっくりくるということもあると思いますので、その点はご了承ください。