つなぎ符(第一つなぎ符)
前置記号には後続の1マスだけでなく、区切りのある場所まですべてにかかるものがあります。(数字符や外字符等)
その場合、前置記号のかかる範囲の終わりを示すために使うのが、「つなぎ符」と呼ばれるものです。
説明では分かりづらいので実例でご覧下さい。
つなぎ符の使用例
(例)32インチ
つなぎ符がない状態で、「32いんち」と表記すると以下のようになります。
数字符 | 3 | 2 | い | ん | ち | ||||||
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勘の良い方ならお気づきかと思いますが、これでは「2」と「い」の区別が付かず、「322んち」となってしまいます。
そこで、「数字符の効果がここで終わりますよ」ということを示すために「つなぎ符」というものを使います。これで、「2」と「い」は明確に識別できるようになります。
数字符 | 3 | 2 | つなぎ符 | い | ん | ち | |||||||
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同様に、数字のあとに「ら行」が続く場合も「つなぎ符」を使います。