区間検定

区間検定とは?

区間推定

もうひとつ、仮説検定の例を示します。

今度は、N枚のコインを投げて3枚の表が出たとします。N枚が16枚であったという仮説は妥当かどうか?

平均は8枚で、標準偏差は(√16)/2 = 4/2 = 2 となりますから、95%予言区間は4枚~12枚ということになります。ということは、3枚というのは棄却されるということになります。

今度の例は、先ほどの舞台の例とは異なりN枚の部分を変化させて、それぞれが妥当かどうかを判定することができます。すると、妥当な値の範囲と、妥当でない値の範囲ができることが予想されます。早速、やってみましょう。

19 9.5 4.36 5.14 13.86
18 9 4.24 4.76 13.24
17 8.5 4.12 4.38 12.62
16 8 2 4 4 12
15 7.5 (√15/)2 ≒ 1.94 3.87 3.63 11.37
14 7 (√14/)2 ≒ 1.87 3.74 3.26 10.74
13 6.5 (√13/)2 ≒ 1.80 3.60 2.90 10.10
12 6 (√12/)2 ≒ 1.73 3.46 2.54 9.46
11 5.5 (√11/)2 ≒ 1.66 3.32 2.18 8.82
10 5 (√10/)2 ≒ 1.58 3.16 1.84 8.16
9 4.5 1.5 3.00 1.50 7.50
8 4 2.83 1.17 6.83
7 3.5 2.65 0.85 6.15
6 3 2.45 0.55 5.45
5 2.5 2.24 0.26 4.74
4 2 2.00 0 4
3 1.5 1.73 -0.23 3.23

区間推定とは、母集団の母数(パラメータ)に対して、その95%区間に現実に観測されたデータが入るような母数だけを集める推定の方法です 区間推定で求められる区間は、検定の作業をすべての母数に対しておこない棄却されずに生き残ったものの集まりとなります。

 

95%信頼区間

95%信頼区間とは? 様々な観測値から区間推定をした場合に、そのうちの95%は正しい母数を含んでいるという意味。 その区間に母数の95%の確率で入るという意味とは異なる。

 

 

 

正規母集団と分かっていて、母分散が分かっている場合の母平均の推定 正規母集団と分かっていて、母平均が分かっている場合の母分散の推定 正規母集団と分かっていて、母平均が分からない場合の母分散の推定 正規母集団と分かっていて、母分散が分からない場合の母平均の推定 母平均を推定することだけが、推定ではない。 母数(パラメータ)を推定すること。

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