前川淳氏の「悪魔」の折り方を解説しています。
悪魔の折り方
「悪魔」を折リ上げるのはそう簡単なことではありません。最初の1回で綺麗に折り上げることは不可能に近いと思います。もしかしたら、1度も完成まで辿り付けずに挫折する人もいるかも知れません。
ここでは、悪魔を折る際のポイントを解説しています。まだ完成させたことのない人は、ポイントを良く読んで、もう一度チャレンジしてみませんか?あなたも是非とも完成の喜びを味わってください!
お断り
展開図や全ての工程の詳細を掲載することは著作権の侵害に当たるため出来かねます。ここでは、特に難しいと思われる一部の工程に限って掲載しています。また、著書「本格折り紙―入門から上級まで」をすでにお持ちになっているという前提で解説を進めてさせていただきます。
完成させるために重要となるポイント
掲載図と見比べながら、自分の折ったものが正しいかどうかを確認する。
ちょっとの間違いが後で大きな間違いにつながることがあります。掲載図と同じように折れているかどうかを注意深く確認しましょう。
仮の折れ線でないところは、キチンと折り線を入れる。
最初のうちはそれが仮の折り線なのか、本当の折り線なのかを知ることは困難です。何度も試行錯誤しながら本当の折り線だと確信が持てる線は、強く折り目を入れて形が崩れないようにしましょう。
頂点を通過する線、交点を通過する線を意識する。
すべての線をキチンと折る必要ありませんが、頂点を通過する線、交点を通過する線には注意を払いましょう。これらの点がずれると、上手くめくれなくなったり皺が出来たりして全体的に形が崩れてきます。
出来るだけ大きな用紙を使用する。
一般的な教育用折り紙の大きさである15cm四方の紙は「悪魔」を折るには小さ過ぎます。最低でも24cm、可能であれば35cmのものを使用すると格段に成功率が上がると思います。35cmならば、指の部分の細かい中割り折りが比較的簡単に出来ます。
24cm用紙、35cm用紙は大手の文房具店に行ってもなかなか扱っている店が少ないのが現状です。また、ネットでも事情は変わらず販売している店は限られます。私もあちらこちら探し回ってやっと一店見つけました。24cmに至っては両面カラーや創作折り紙という特殊な折り紙しか見つかりませんでした。(2010.1.11現在)
35cm | |||
24cm |
ポイント別解説
ステップ018-020 | 中割り折りをいい加減にすると後で痛い目にあいます。 |
ステップ024 | 山谷を逆にするのは手先の器用さが求められます。 |
ステップ030 | 直角を意識する。 |
ステップ035 | 引きはがし。 |
ステップ042 | トリッキーな展開1 |
ステップ047 | トリッキーな展開2 |
ステップ057 | |
ステップ059 | |
ステップ061 | |
ステップ63 |