ピッチとストライド

ピッチ

ピッチ

一分間に何回足を繰り出すかという回数のことです。ピッチ180と言えば、1分間に180回、足を繰り出すことを意味します。初心者は160~180前後で、上級者になると200を超えることもあります。

テレビで観ていると非常にゆっくりとした足運びに見えるかもしれませんが、エリートランナーのピッチを実際に計測すると200を超えています。

↑このページの先頭へ

ストライド

ストライド

着地点間の距離のことです。つまり、1歩で何cm進むか。初心者は75cm~100cm前後で、上級者になると160cm以上になります。

ピッチと同様にテレビで観ていると非常にゆっくりとした足運びに見えるかもしれませんが、エリートランナーのストライドを実際に測定すると160cmを超えているというから驚きます。

↑このページの先頭へ

ピッチとストライドの関係

同じ速度で走っていても、ストライドが小さくピッチが速いランナーと、ストライドが大きくピッチが遅いランナーが居ます。

前者をピッチ走法、後者をストライド走法と呼びます。ストライド走法で走るには相当の筋力が必要となるので、初心者はピッチ走法が向いていると言えます。

↑このページの先頭へ

走力向上

走力を向上させるためには、ストライドを大きくするか、ピッチを早くする必要があるのは前に述べたとおりです。

当然、ストライドを大きくするためには筋力が必要となりますし、ピッチを早めるためには筋力とともにスタミナ(心肺機能)も必要となります。

スタミナ

そういう意味では、ランニングにおけるトレーニングとは、次の3つの能力の向上を目指すものと言えます。

  • ストライドの増大
  • ピッチの短縮
  • スタミナ(心肺機能)の増強

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です