スライドの指定方法

スライドID・スライドインデックス・スライド番号

スライドを識別するための番号には、目的により次の3種類存在します。

  1. システム的な識別のためのスライドID(SlideID)
  2. 場所を表すスライドインデックス(SlideIndex)
  3. 論理的な番号を表すスライド番号(SlideNumber)

 

例えば、スライド開始番号を5に設定して、次のコードを実行します。

(スライド開始番号の設定方法はこのページ末尾に記載しています。)

Dim s As Slide
For Each s In ActivePresentation.Slides
    Debug.Print s.SlideID, s.SlideIndex, s.SlideNumber
Next

 

実行すると、イミディエイトウィンドウに次のように出力されます。

 257           1             5 
 258           2             6 
 259           3             7 
 260           4             8 
 256           5             9 
 261           6             10 
 262           7             11 
 263           8             12 

 

スライドID

スライドIDはスライドを一意に識別するための番号でスライド毎にシステムが自動的に付与します。

スライドの並びを変えるとスライドIDもそれに合わせて移動します。スライドに付与されたIDが変わることはありません。

スライドインデックス

スライドインデックスはスライドの並び順に従って自動的に付与されます。先頭スライドが1、その次のスライドが2というように番号が振られます。

スライドの並びを変えるとスライドインデックスもそれに合わせて自動的に変更されます。

スライド番号

スライド番号は「スライド開始番号」の設定に応じて、先頭スライドのスライド番号が「スライド開始番号」、その次のスライドが「スライド開始番号」+1というように番号が振られます。

スライド開始番号の設定方法

スライド開始番号の設定は、直感と少し異なる箇所で行うため分かりづらいです。

[デザイン] – [スライドのサイズ] – [ユーザー設定のスライドサイズ] で [スライドサイズ]ダイアログボックスが開きます。[スライド開始番号]に任意の数字を入力します。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です