レイヤー

レイヤー

http://docs.gimp.org/2.8/ja/gimp-image-combining.html

注意点
レイヤーを選択コピー貼り付けした場合、レイヤーの複写にはならずにフローティングになる

文字を入力すると入力した文字列が既定でレイヤー名となるが、レイヤー名と文字列とは直接の関係はない。レイヤー名を変更しても文字列は変更されない。
レイヤー名はF2キーを押してインラインで変更できるほか、ダブルクリックすると表示されるレイヤー名の変更ダイアログでも変更できる。
レイヤー名が太字になっているものはアルファチャンネルが存在しないことを意味する。存在しないほうが太字なので注意。
レイヤーごとにアルファチャンネルを追加できる。
アルファチャンネルがなくてもレイヤーごとに不透明度の設定ができる。(これは何を意味するか?不透明度はどこにっ保存されるのか?)
アルファチャンネルがなくてもレイヤーごとにレイヤーマスクを追加できる(これは何を意味するか?不透明度はどこにっ保存されるのか?)
レイヤーごとにレイヤーマスクを追加できる。レイヤーマスクを追加すると、レイヤーのサムネイルの右横にレイヤーマスクのサムネイルが新たに表示される。
描画対象をレイヤーとするかレイヤーマスクとするかはサムネイルのクリックで切り替える。アクティブなほうに白い枠線が付く。

 

レイヤーは透明なガラス板のようなイメージです。

透明な部分は下のレイヤーが透き通って見える。

ただし、ステンドガラスのような半透明のイメージではない。

基本的には色のついている部分は下のレイヤーは透過しない。

画像を作成すると、「背景」という名前のレイヤーが1枚できる。
レイヤー名は自由に変更できる。

「背景」という名前が付いているからといって用途が背景に限定されるわけではない。
レイヤーの順序はドラッグもしくは、ボタンバーの矢印で変更可能
レイヤーには、「モード」と「不透明度」が設定できる。
新規に作成したとき、「モード」は「標準」、「不透明度」は「100.0」%となる。
「モード」については、高度な知識が必要となるため初心者が使うことはほとんどない。

不透明度

不透明度が0になると、そのレイヤーは全く表示されずに下のレイヤーが表示される。
不透明度が100(デフォルト)になると、下のレイヤーはまったく透過しない。
不透明度が1~99になると、色のついた部分であっても、下のレイヤーが少し混ざる。
1に近づくほど透過する割合が増えていく。
不透明度の設定は上のレイヤーには影響を及ぼしません。

レイヤーの可視

レイヤーが増えると、他のレイヤーが作業の邪魔になる場合があります。
レイヤーは個別に可視・不可視を設定できます。
これによって、作業対象のみ表示状態にして作業をすることができます。

 

以下、レイヤーダイアログのアイコンを押す操作を「オンにする」と表現します。(オンにするとアイコンが凹む、もしくは枠が表示されます)

レイヤーの保護

レイヤーダイアログで[すべてのピクセルを保護]をオンにすると、
レイヤーに対するいかなる描画や変形を受け付けなくなります。
[透明部分を保護]をオンにすると透明部分のみが保護されます。
残念ながら不透明部分だけを保護する方法はありません。

レイヤーの連結

レイヤーを連結すると変形ツールで一度に操作ができます。
また、レイヤーだけでなく、パスも同時に連結できることを覚えておいてください。
レイヤーの連結は変形ツールについて効果を及ぼすもので、
描画ツールの対象はあくまでアクティブなレイヤーです。

レイヤーのモード

各レイヤーには(ブレンドの)モードが設定できます。
ブレンドのモードとは、下のレイヤーをどのように扱うかを決めるものです。
デフォルトでは、「標準」モードが適用されます。
この「標準」モードでは、上のレイヤーがその下側のレイヤーを覆い隠します。
その他に20種類のモードがあります。
http://docs.gimp.org/2.8/ja/gimp-concepts-layer-modes.html

レイヤーの大きさと境界線

レイヤーの大きさは必ずしも画像(キャンバス)の大きさと一致しません。
また、キャンバスをはみ出すことも可能です。
文字入れをした場合は、文字にぴったりと当てはまる最低限の大きさのレイヤーが作成されます。
レイヤーをキャンバスの大きさに合わせることもできます。
ただし、この場合キャンバス外にはみ出ているレイヤーは切り落とされますので注意してください。

 

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